Daizen of Life

Walk this Way

for Adventures

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Why did you act?

コロナ禍から3年が経った頃に世界が

“日常”が戻りつつあった。


このコロナ禍で「人の死はあっという間に訪れる」ことを

再確認した祖父母の死。


-----「そうだ、京都住もう。」

なぜ、温泉地湯河原から古都、京都に単身移住したのか。

KYOTO

Action

下鴨神社

下鴨神社…賀茂御祖神社は、京都市左京区下鴨泉川町にある神社。通称は下鴨神社。式内社、山城国一宮、二十二社の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。 国際連合教育科学文化機関の世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。

01

気が付いたらもう、京都に行くと口が先走っていた。

それ以上の気持ちがどこかにあった。

とにかく、「住みたい」と頭に浮いた。


仕事は1週間で決めた。派遣の仕事だ。

1ヵ月だけ働いて、京都に住んでからフリーターとして

新しい日常を始めてみた。

Work is Second, Life in Kyoto is My Main Focus

02

仕事はガチで二の次だった。

面接官にもそれは言った。案の定、苦笑。


なんで京都?って聞かれたけど、京都は「古」も「新」も両方混ざっているとてつもない宗教都市。

そんな街が世界中そこらへんにあると思わない。

古いだけの街も新しいだけの街も結構あるけど、両方はない。

この街にはそこはかとない「文化」の真髄がある街だと私は直感した。

なんかかっこよくまとめようとしてるけど、

正直に言うと、オタクは京都だと息がしやすいって話

法然院

法然院は、京都市左京区鹿ヶ谷にある浄土宗系単立の寺院。山号は善気山。本尊は阿弥陀如来。元は浄土宗であったが独立し、現在は単立宗教法人である

渡月橋

嵯峨野と嵐山を隔てて流れる桂川に架かる橋。承和年間(834 - 848)に僧道昌によって架橋したのが最初とされており、現在の位置には後年に角倉了以が架けたとされる。

03

京都の魅力はなんだって?


中学3年の修学旅行で新選組ツアーを決行し

それ以降毎年1~5回は通ってた京都狂が

教えましょう。


歴史の歩みの速さが違う。語り継がれている規模と意識している数がまず日本ダントツ。

古い場所というなら奈良がある。ただ、その古さをどこまで意識されているのか、規模がどのようなのか。

京都はうまく規模もスピードも歴史と絡めたまま「観光資源」として回している。

これが、京都の観光都市としての強さ。


“四季”ד歴史”דイベント”ד貴重性”

これらが集まり、付加価値が高まると集客率は上がりイベント性があり次のシーズンも来るリピート率も上がるわけだ。

そして、地域に根差す文化が各エリアに京都は存在する。

私はその沼に今、落ちてる。

04

A place where you can do more of what you want to do.

京都にどこに住むのか。これは本当に大事なことだと痛感している。

現在、京都駅最寄りに住んで利便性が大変あり東本願寺、東寺に近いこともあり満喫した生活を送り1年は経った。


されど、まだまだ開拓しきれてない。

もっと自由に京都をめぐって開拓したい。

それはつまり、ある程度しのげる金さえあれば自分はこの京都堪能をまともにできると考えた。


そう、時代は「自由に働く」時代だ。

つまりは、働きたくないってこと。

そう思う人間がここ京都には多いかもしれない。なんてたって仕事をしてる場合じゃないイベントがあちこちにあるんだもの。

京都を歩くと思うだろう。そこらへんに祠が点在してる。ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムでもおなじみの152もある祠だが実在する名前からもじったものだ。

道端に祠

Kyoto's Coffee Shop Culture

05

喫茶文化は根強い


喫茶店とカフェで客層が違うことは

わかるだろうか。

喫茶店は結構たばこが吸えがちで喫煙者にとっては憩いの場なんだが、ここ最近京都市内の喫煙できる喫茶は減少している。かくいう自分も禁煙者だけど喫煙者が来る場所っていうのは結構静かな場所が多くて居心地がいい。

まあ、吸うからね。あんま喋らん。

京都のカフェも喫茶店もこだわりがちゃんとあって、とりあえず流行乗ってみたって店は1年経てば違う店舗になってたりする。それぐらい、「個性」がないと京都ではうまくいかないらしい。

You only live once.             

祖父母の死は一年ごとに起きた。

コロナ禍でまともに葬式はできなかった。

誰も不幸にならないパンデミックなんてなかった

あそこの家は大変だったみたいねって言われる

ような「あそこの家」のひとつになった。


人生の岐路。いつ死ぬかわからない状況なら

貯蓄も資格もプライドもないけど、住むなら

京都しかなかった。

覚悟を決めたあの火葬場で私はすでに頭の中は

結婚とか、出世とかそんなんどうでもよくなって

とにかくあのカオスな世界に身を投じてみたい。


やってみて一年経った今、後悔の欠片もない。

全力で楽しんでます。家族に感謝!

ダイゼン。

20代後半。恋活から婚活したが未婚。

高校時から毎月レベルで京都に通い始め

コロナ禍過ぎたあたりに一人単身移住を決意。

オタク気質であり、歴史にアニメにゲームと

あらゆるサブカルを趣味に置く。

仕事は無能でも生活は充実したい。

ド・ポジティブ性格が故に詰が甘い。

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